トレーニング用のホームマウンテンの選び方と初期装備の一覧です。
登山を初めるために何が必要?
「富士山に登ってみたい!」「山の上で星空を撮影したい!」動機は様々ですが、いざ登山を始めるとなったら何から準備したら良いでしょうか?
動画やネットで見ると簡単に登っているようにも見えるし、話を聞くとすごく大変だとも言われる。自分は登ることができるのかわからない。
登山には何が必要なのでしょうか?
「登山に必要なのは体力8割!知識と技術が2割!」
「登山の上達は登山に行くこと!」
登山の基本は”体力”と”経験”が大切だと教えてくれました。
本を読んだだけ、高価な装備を揃えただけでは高い山には行けない。
実際に登山をすることで、山を登るための体力と知識と技術を身につけていく必要があるそうです。
ホームマウンテンを決めよう!
登山の経験を積むぞ!と初心者がいきなり高い山に行こうとしてもハードルが高すぎる、登山ツアーに申し込んで連れて行ってもらうにしても歩くのは自分。では何をするべきか?
ますば近所に里山や公園のハイキング・ウォーキングコースがないか探してみましょう。
探し方は「○○市 ハイキング」とWEBで検索。すると市町村が整備している里山や公園のハイキング・ウォーキングコースなどがヒットすると思います。
その中で1〜2時間程度のコースタイムで高低差が300メートルくらいのコースをホームマウンテンと決めます。
ホームマウンテンを見つけたら実際に10回登ってみましょう。最初は人の多い安全な時間帯にゆっくり登って自分の体や体力を確認します。同じ山に登ることで、気温やその日の体調、直前に食べたものの影響、水の取り方、疲れない歩き方、靴紐の結び具合など、ちょっとした違いに気付きやすくなります。
その時、毎回装備はザックから出して持ち物を確認しましょう。行動食や水の減り方、使わなかった装備などの確認はもちろん、装備の出し入れに慣れ忘れ物をしない癖付けになります。本番の時ヘッドライトを忘れていたなどで身動きが取れないなどならないようにするためです。
10回登る頃には体の使い方に慣れてきます。天気予報を意識したり、天気が悪い時や濡れた登山道、ナイトハイクなどにもチャレンジしてみてください。
十分に慣れてきたら次のホームマウンテンに挑戦しましょう。
※体調の悪い時は無理せず途中撤退するのも経験です。
①光城山(安曇野):早起きして出社前にも登りました。
②光城山〜長峰山(安曇野):慣れてきたら隣の山まで縦走。
③燕岳(北アルプス安曇野):夏には日帰り繰りでいけるようになりました。
毎年、光城山や燕岳で自分の体調確認するようになりました。
最初に揃える装備は?
登山といえば大きなザックにカラフルな登山服、足首まである登山靴!いざ揃えるとなるとお金がかかります!慣れないうちに揃えようとすると自分の登山スタイルに合わないものまで買ってしまったりして大きな出費になることがあります。では何が必要でしょうか?
最初に必要なのは「足首まであるしっかりした夏用の登山靴!」それ以外は家にあるものやホームセンターやワークマンで揃いますので以下の表を見ながら揃えてみてください。
必ず必要なモノリスト
・登山靴:スニーカーなどは不可、不整地では滑りやすく足を痛めやすい。
相場は1万5千円から3万円
・ザック:15リットルから30リットル:相場は5千円から1万円
・服装:乾きやすい化学繊維のもの。綿やヒートテック、クールテックは不可。
・カッパ:上下に分かれたセパレートタイプ。防風にも使う:相場は1万円前後
・防寒着:行動用にフリース。休憩用にダウン。
・その他:サングラス、帽子、手袋、サングラス、日焼け止め、虫除け、熊鈴
・ヘッドライト:点滅機能のあるもの。予備電池も:相場は2千円から1万円
・危急時用品:緊急連絡先を記入したメモ。保険証のコピー、レスキューシート、絆創膏、
プラスチックホイッスル、テッシュ、常備薬、予備コンタクトレンズ、ライター
・その他:スマートフォン(YAMAPなど地図アプリ)、お金(小銭)
・食料:行動食(食べやすいお菓子など)、水やお茶
登山靴以外は予算を抑えるために家にあるものやワークマンやホームセンターなどで揃えても良い。
慣れてきて数グラムの重さや少しの機能差が山行に影響すると感じたらハイスペックなものを購入するようになる。
危急時用品などは毎回使うものではないが万一に備え必要である。
トレッキングポール:体力の温存、バランスとりの他怪我をした時の松葉杖にもなる。
相場は7千円から3万円
テーピング:筋肉の補助、怪我の時の固定に使用。
ツエルト:簡易テントやブランケットとして使用する。長く登山を続けるためには体の消耗を抑える必要があります。テーピングによる筋肉の補助はもちろん、膝の消耗取り返しがつかなくなりますのでトレッキングポールには慣れた方が良いです。
夏山シーズンに向けて日々トレーニングしよう!
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